バイク用ヘルメットの内装を洗った後、乾燥するのにかなり時間が掛かる。数時間どころか2~3日も掛かってしまう。洗いたい気持ちはあるのに億劫になり、明日やろうはばか野郎にいつもなっていた。
そんな自分とはもうおさらばだ。知ってしまったのだ。禁術を。
というわけで、12時間で(扇風機等を使えば6時間以内も可能)乾燥した方法を書く。これはチバアヒル(令和の馬笑)さんのやり方を参考にしたもので、本当に感謝感激です。
【結論】手洗いしてバスタオルで包み洗濯機で10分脱水するだけ
以下の手順で洗濯をする。作業場所は洗面台。洗面台の占領時間は30分以内のはずだから同居人とケンカしないように声かけしておく。
- 洗面台の栓を閉じ、中性洗剤を適量注ぐ(僕は適当に10mL)
- 水を張って中性洗剤と混ぜる
- 内装を投入し手洗いする
- 栓を開け汚い水を流す
- 再度栓を閉じる→水を張る→手洗い→汚い水を流すの工程を2回繰り返す
- 内装を押しつぶすようにして吸収していた水を出す(雑巾絞りはNG)
- バスタオル2枚で内装全部を包む(2重に包む)
- 洗濯ネットに入れる
- 洗濯機に入れ脱水10分かける
- 洗濯ばさみハンガーに内装を吊るす
- 日陰の風通しが悪くないところに干す
あとは自然乾燥させるだけ。実際の洗濯した時の様子を続けて書く。
洗面台の栓を閉じ、中性洗剤を適量注ぐ
中性洗剤を使う理由はわからないが、Arai・Shoei両方中性洗剤を推奨していたため素直に従った。中性洗剤の量は10mLとしているがこれも適当。
水を張って中性洗剤と混ぜる
蛇口をシャワーにしているがシャワーでなくても大丈夫。あとから手で混ぜればOK。
内装を投入し手洗いする
内装の全体が浸かるくらい水を張ったら内装を投入。絞ったりこすったりするのではなく押し洗いをする。具体的な押す回数は決めていないがこれでもか!っていうくらいには何度も押した。
栓を開け汚い水を流す
内装からの汚れが出てきたら透明だった水がグレーや黒色に近づいていく。僕はこれを確認するために手洗いしている。そして汚い水を流す。
再度栓を閉じる→水を張る→手洗い→汚い水を流すの工程を2回繰り返す
内装に汚い水が吸収されたまま残っているので、中性洗剤は使用せずに手洗いし追い出す。もし1年以上洗っていないなら2回目の手洗いも中性洗剤を使用してもいいかもしれない。1回目でドス黒い水になったら中性洗剤のおかわり必須かな。
内装を押しつぶすようにして吸収していた水を出す(雑巾絞りはNG)
両手の付け根?を使って内装を押し潰し水を出す。この時雑巾絞りは絶対ダメ。水がしぶとく結構出てくるので根気強く繰り返す。
僕が終わりの目安としているのは、押し潰している時に出てくる水がポタッポタッとなった時。内装がしっかり水を含んでいるとツーっと連続的に水が出てくる。
バスタオル2枚で内装全部を包む(2重に包む)
1枚目のバスタオルで内装全部包み、2枚目のバスタオルで更に包む。内装の配置は気にしなかったが特に問題はなかった。
洗濯ネットに入れる
参考にしたサイトでは洗濯ネットを使用していなかったが、僕は保険として洗濯ネットに入れた。理由は内装がバスタオルに包まれた状態を維持するため。洗濯ネットは入れば何でもいいと思う。僕はダイソーの洗濯ネットを使用した。
洗濯機で脱水する際にバラバラになってしまうと、内装に含まれている水がバスタオルへ移らない事態を招き乾燥時間が長くなってしまう。
洗濯機に入れ脱水10分かける
洗濯モードはおまかせで脱水のみに手動設定し10分脱水する。パナソニックのドラム式洗濯乾燥機を使っているがドラム式でも縦型でも問題なくできると思う。
洗濯ばさみハンガーに内装を吊るす
脱水が終わったら洗濯ばさみハンガーに内装を吊るす。初めて脱水してみた感想だが、これは期待大である。なぜならいつもは内装にまだまだ水が含まれていることによる重量を感じるし、水も滴り落ちてくる。これらが無かったから早く乾きそうな予感。
日陰の風通しが悪くないところに干す
僕は浴室に干した。Arai、Shoeiによると直射日光は変形や傷める恐れがあるから日陰を推奨していた。もちろん水気がほとんどない状態で干した。
乾燥するまでにかかった時間
結論、僕の場合自然乾燥で22時間かかった。洗濯脱水せずに自然乾燥させた場合は48時間以上かかっていたので大幅な短縮となった。これはすごい。
6時間経過時と10時間経過時に途中確認したが、どちらもまだ乾ききっていなかった。乾いていなかった内装は頭の部分とチークパッドである。
大幅な時間短縮を実現できたが、夜に洗って朝に乾くということは自然乾燥では無理そうだ。すぐに乾かしたい場合、扇風機等を使って風を当て続ければ更に早く乾燥できると思われる。
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