【DIY】ダイキンEシリーズエアコン掃除【通常分解】

DIY

エアコンは冷房を使うと黒カビが発生して汚れることが多い。そのままの状態で使用すると室内に黒カビを拡散させて健康上よくない。だから自分でもできる通常分解の範囲で掃除してみた。本当は完全分解した方がいいとは思うけど。

ということでダイキンEシリーズ(自動掃除機能非搭載の最低グレード)の通常分解掃除をやってみた。できるだけお金をかけずにDIYで掃除してみたい人は参考にしてほしい。

準備物

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ウエス
  • 輪ゴム
  • 100均スクレーパー(DAISOで購入)
  • 消毒用エタノール(76.9~81.4[vol%])
  • 保護メガネ
  • マスク
  • 作業用手袋

エアコン通常分解

電源プラグを抜く

安全のため作業前に電源プラグを抜く。

前面パネルを外す

前面パネルは工具なしで外すことができる。赤丸の位置で2か所でとまっているから片方ずつ外す。外側に広げるイメージでやればok。

エアフィルターを2点外す

これも工具なしで外すことができる。外す前に掃除機で可能な限りホコリを吸い取っておく。ホコリが舞わないように慎重に外して掃除機でエアフィルター全体を掃除。

ダイキン公式の掃除方法は掃除機orぬるま湯洗い。僕は約2週間毎に掃除機で吸えばいいと考えているから掃除機のみ。YouTuberがブラシ?でゴシゴシしているのはフィルターの目が変形しそうでよくなさそう。やったことないからわからない。

ストリーマユニットを外す

これも工具不要。ツメとかも無いからそのまま手で外す。

フラップを外す

3点でとまっているから中央→左→右の順番で外す。中央はマイナスドライバーがあれば外しやすい。

中央の外し方はこんなかんじ。マイナスドライバーで画像の状態にしてあとは手でフラップをたわませたら中央を外すことができる。

このフラップ外しは初心者には鬼門。割れそうでこわい!ってなるけど意外としなるから割れない。割れたらフラップ無しエアコンにすればいいだけ。

本体表示部右のカバーを外す

プラスドライバーを使ってネジ1本外すとカバーを取ることができる。

本体カバーを外す

エアコン上部にツメが3か所あるからそれを手で外しながら本体カバーを手前に引く。左ツメを外して少し手前に引く。右ツメを外して少し手前に引く。中央ツメを外して手前に引く。こうすれば本体カバーを外すことができる。

ルーバーを外す

まずは手前のツメ2か所を手で外す。

次にマイナスドライバーを使って奥3か所のツメを外す。

ツメの外し方はツメの奥にマイナスドライバーを当て手前に力を加える。そして力を加えながら逆の手で手前下方向に引っ張ると外すことができる。

画像のような状態になればツメから外すことに成功している。この状態にできたら別のツメ外しに進む。コツをつかむまで難しいが頑張るしかない。

ここまできたらあとは手で外すだけ。

各部清掃

フラップ清掃

ウエスに消毒用エタノールを含ませて拭き上げる。黒カビが付着しているがこれで除去可能。中央より右側が拭き上げた状態。数回擦るだけで綺麗になるから比較的軽作業。

本体カバー清掃

下側の風が出る部分(フラップ付近)が特に汚れている。本体カバーを外さないとわからない部分だから外して綺麗にした方がいいと思われる。

ルーバー清掃

ルーバーは結構黒カビが付着している。擦る時に力を入れすぎると壊れそうだから優しく丁寧な作業が求められる。

送風ファン清掃道具自作

まずは送風ファン清掃用道具を自作する。この動画を参考にしたが自作した清掃道具は別物になった。リンク先の人は丁寧に道具を作っていたが面倒に感じたから僕はかなり雑に作った。それ故に清掃中巻き付けたウエスがずれやすくプチストレス。一応手でウエスを張りながら清掃はできたからよしとする。

合体するとこんなかんじ。同じ大きさのウエスを事前に量産しておくことをオススメする。僕の場合送風ファンがそんなに汚れていなかったから10枚程度で足りた。ナウシカ胞子エリアみたいになっている人は20枚はいるかも。

リンク先の清掃道具を作るときの注意点がある。それは送風ファンの穴に清掃道具を突っ込めない可能性があることだ。理由は動画で使っているすす竹フライ返しの幅は確か57[mm](実物をスケールで測定)であったため、それよりも送風ファン穴幅が小さければNG。DAISOへ行く前に自宅のエアコン送風ファン穴幅をスケールで測定したところ左端48[mm]、中部57[mm]、右端48[mm]だった。だから僕はすす竹フライ返しを購入せず幅40[mm]のスクレーパーを購入した。結果問題なく送風ファンを清掃することができた。

送風ファン清掃

清掃前の状態。汚れの程度はひどくない方だとは思っているが学んだことが1つある。それは冷房を5月から10月まで連続運転していても黒カビが発生するということ。エアフィルター掃除以外は全く停止していないし送風や暖房も全くしていない条件で発生した。僕は冷房連続運転をしていたら黒カビは発生しないと考えていたから衝撃をうけた。

清掃前にエアコン周辺のものを退避させておいた方がいい。送風ファンから黒カビが大量に落ちるから。それかエアコン清掃業者みたいに養生して床に落ちないようにする。あとは保護メガネとマスク必須。

左手で送風ファンの回転を抑えながら右手でひたすら清掃していく。地道で肉体的にも精神的にもかなり大変だから時間があるときにやった方がいい。

清掃を終えた状態。100点の綺麗さではないが個人的に85点くらいはとれているかな。精神衛生上いいし今後は冷房シーズン終了毎に手入れをするつもりだ。

ちなみにアルミフィンが新品みたいに綺麗なのには驚いた。カビ対策としてやったことは冷房連続運転と運転OFFのタイミングで暖房28[℃]設定で1時間運転したことだ。暖房温度と時間に根拠はないから最適な時間はわからない。

ダイキンのエアコンには内部クリーン機能が搭載されているから運転を切ると勝手に送風2時間?してくれるのだが、内部の水分を飛ばすのならできるだけ高い温風の方が良いと考えて28[℃]1時間とした。

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