【DIY】フレアワゴンバッテリー交換【簡単】

DIY

フレアワゴンのバッテリー交換を新車購入時から約9年経過してから実施した。理由はトラブルが発生したから。内容はアイドリングストップから発進する際に一瞬電気系統が落ち、エンジン警告灯とトランスミッション警告灯が消えなくなってしまった。

エンジン停止時のバッテリー電圧は11.69V(12.4V以上で正常)だし、約9年間交換していなかったため寿命が近づいていると判断し交換。結果的にトラブルは解決したし交換自体も簡単でお金も約\8,000浮いたのでやってよかった。

大事なポイントは2つあり、メモリーキーパーはOBD接続タイプを使用すること、廃バッテリーはスクラップ買取業者に持ち込むことだ。自力でバッテリー交換してみようと考えている人は参考にしてほしい。

準備物

  • ソケットレンチ(8mmと10mm)
  • マイナスドライバー
  • メモリーキーパー(OBD接続タイプ)
  • 養生テープ(廃バッテリー端子保護用)
  • 作業用手袋

バッテリー交換(GSユアサ製ER-K-42R)

新品バッテリーの電圧確認

念のため新品バッテリーの電圧を測定した。結果12.68Vだったので正常。ちなみに車に装着されているバッテリー電圧は11.69V(使用年数8年以上)だったのでかなり長持ちした方だと思う。ともあれGSユアサが正常と定義している12.4V以上ではなかったので迷わず交換に踏み切れた。

バッテリー固定部品を外す

ボンネットを開けバッテリーを固定している部品を外す。8mmのソケットレンチでボルトを緩めたが無ければメガネレンチやスパナで代用可能と思われる。

メモリーキーパーに電池を入れてOBD接続

メモリーキーパーに単4電池を6本入れると左のランプが点灯する。電池を入れただけだと左のランプのみ点灯。次にOBD接続することで中央ランプも点灯し、バッテリーが外されていないことを示してくれる。バッテリーを外すと中央ランプが消灯し右のランプが点灯する。これはメモリーキープしてくれていることを示す。

OBD接続端子は運転席の下から覗くとある。サイドブレーキ側に位置している。差し込む向きがあるが、一方向からしか差し込めないような端子形状になっているので、間違えて逆向きに差し込んでしまったといったことがない工夫がなされている。

バッテリーの端子外し

赤丸で囲んだナット2か所を外す。順番はマイナス→プラス。マイナスに関してはナットが取れるまで緩めなくても簡単に外すことができた。問題はプラス端子で外すのに苦戦した。マイナス側と同じようにやると外すことができなかった。結局ナットとボルトを取ってからマイナスドライバーで強引に端子部分をこじ開け外すことができた。こじ開けている最中にマイナスドライバーが別の金属部分に接触してショートする恐れがあるので十分に注意して作業する必要がある

バッテリー交換

まずはバッテリーを取り外す。約9kgあるので油断しないように水平を保ったまま取り出す。

新品のバッテリーも同様に水平を保ったまま取り付ける。端子を接続する順番はプラス→マイナス。ちなみに画像の端子がマイナスドライバーでこじ開けた状態。隙間できているが端子を固定する際にしっかりと閉めること。

端子を接続できたらメモリーキーパーを取り外す。取り外す前にメモリーキーパーの中央ランプが点灯していることを確認しておくとバッテリーが接続できたと確認できるため見ておいた方が良い。

続いてバッテリーの取手を外す。取手のくぼみが画像の位置に来るまで上から押し込み、捻って外す。この取手だがバッテリーを取り付ける前に外しておいた方がよい。取り付けてからだと作業性が悪く外しにくかった。先に外しておいても特に困らない。

バッテリー交換でトラブル解決

結論エンジン警告灯とトランスミッション警告灯が消灯し正常な状態となった。ただし、この2つの警告灯はバッテリー交換直後に消えたわけではない。テスト運転として約1km先のスーパーへ向かい、帰宅した時にはまだ消えていなかった。その次に車を走らせた時に2つの警告灯が消灯した。

要するにすぐさま結果が出るわけでは無いことがあるため、ある程度テスト走行してみることをオススメする。

2024/11/17追記

バッテリー交換してからアイドリングストップが機能せず困っていたが、ようやく機能した。恐らくアイドリングストップするために必要な電圧が不足していたが、ある程度走行し充電できたので機能するようになったと思われる。ただ走行を繰り返していただけで、特にこれといったことはせずに解決した。

廃バッテリーの処分

スクラップ買取業者に買い取ってもらい税込\945を手に入れた。もしバッテリーの処分に困っていたらスクラップ買取業者を探して持ち込んでみてほしい。一応、業者に問い合わせて一般人でも持ち込み可能かは確認しておいた方がよい。

ホームセンターや車用品店だとそもそも引き取ってくれなかったり有料だったりする。その店でバッテリーを購入すれば無料で処分してくれるが、自分で交換して業者に買い取ってもらえばかなり安上がりになる。ちなみに僕の場合、オートバックスでエバストロンのバッテリー交換をするのに比べトータル約\8,000円浮いた。そして焼肉を食べた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました