ついに買うことになった夢の電動アシスト自転車。過去に1度ビビシリーズのどれかに試乗したことがあるのだが、それはもう青天の霹靂だった。停止からのスタートがとにかく速くて楽。初めて原付を乗った時のあの感覚を思い出させられた。信号待ちからの発進がやたら速いおばちゃんの謎が解けた。
ただ10万円以上する高い買い物になるし、自転車バイク車があるから移動手段には困らないということで保留となっていた。が、ついに買う時が来てしまった。用途は子供の幼稚園送迎や公園へ連れて行ったり。ワクワクが止まらない。
自転車選びの際3つの候補がありギュットアニーズDX26、ギュットアニーズDX(20インチ)、ギュットクルームRDXで悩みに悩んだ。もちろん全部実物を見たし子供を乗せて試乗もした。そんな僕がギュットアニーズDX26を選んだ理由を書いていく。他にもチャイルドシートやチャイルドシートのレインカバーについても調べたことを書くので参考にしてほしい。
【結論】ギュットアニーズDX26を選んだ理由
- チャイルドシートが不要になった後も乗り続ける
- 20インチより26インチの方が走行時しっくりきた
電動アシスト自転車を購入する前に必ず試乗することを強く推奨する。なぜなら人によって体格とか姿勢は違うから。他にもカラーに関してカタログやネット画像の色と実物の色はやっぱり異なる。白は200色ある。
ただし、押し歩きの時に前後の子供を支える力に不安がある人や、状態が悪くバランスが取りにくい道路をよく通る人は20インチにした方がよい。子育て向け自転車のラインナップがほとんど20インチなのには安定性を求める声が多くあるからなのかもしれない。
ギュットクルームRDXとギュットアニーズDX(20・26)の違い
- チャイルドシート(クルームはCombi、アニーズはOGK)
- スタンド(20インチの方が安定)
- 子供の乗せ降ろしのしやすさ
- タイヤ幅(20インチ49mm、26インチ44mm)
- 前かご
正直見た目はかなり似ているし装備もほとんど同じなので大差は無い。チャイルドシートは完全に別物だしベルトの締め方が全然違うので現物確認した方が良い。ネットの情報だけではクルームとアニーズを決めきれなかったので、サイクルショップにて試乗や気になる項目を確認した。その内容を書いていく。
チャイルドシート

クルームとアニーズではチャイルドシートが異なる。それぞれの特徴は以下の通り。
- サンシェード標準装備
- ベルト調整が前
- ベルト固定が2か所
- クッション性が良い
- 開閉ガードがフルオープンなので両側から乗せ降ろし可能
- Combi製
- ベルト調整が後ろ
- 巻取式ベルト
- 背面ポケットがある
- OGK製
結論、もし好きな方を装着できるとしたら僕はクルームリアシート(以降Combiと呼ぶ)を選ぶ。理由はベルトの締め方がやりやすくしっかり締められるから。プレミアムリアチャイルドシート(以降OGKと呼ぶ)もしっかり締められるのだが片方だけちょっとだけ緩くなったりして、操作に慣れが必要だと感じた。
Combi製というだけで世のママさんパパさんはクルームを選びそうだけど、意外とOGKとの違いがあるので実物を見てどちらが自分に合っているか確認してほしい。
サンシェード
サンシェードはあった方がいいが僕はいらない。ヘルメット被るし、そこまで過保護にせんでもええかなーと思うから。サンシェード目的でCombiをおすすめできる人は子供が敏感肌だったり、真夏に長時間乗る人やレインカバーの装着予定が無い人。ちなみにCombiのサンシェードは取外しが簡単だしメッシュで洗うことも可能なので使い勝手は良い。
他に不要と考えた理由はレインカバーと共存できないから。雨に備えてサンシェードを外す→レインカバー取付アタッチメントを装着→レインカバー装着、そしてレインカバー外し→取付アタッチメント外し→サンシェード装着といった工程が面倒だと感じる。僕は面倒くさがりなので取付アタッチメントつけっぱなしで運用する予定だ。その方が急な雨にも素早く対応できる。もちろん雨の日に乗らないのなら気にしなくてよい。
それと、レインカバーの中には頭の部分だけ装着できるもの(パナソニック純正はいけるはず)があるのでそれをサンシェード代わりにするのもいいかもしれない。
ベルト調整

ベルト調整の操作部はCombiが前でOGKが後ろにある。これが1番意見が分かれるところかなと思う。しっかりきつく締められるという点においてはCombiに軍配が上がる。Combiは手でベルトを引っ張るので限界まできつく締めることができるが、OGKは一応巻取によって締めるのでCombiに比べると弱い印象。ただ、OGKがユルユルというわけではないので実物を触ってみた方がよい。
OGKの注意点として勘違いしそうなことが1つあり、後ろの操作部を操作するだけで自動でベルトが締まるわけではない。実際は操作した状態でベルトを軽く引っ張ると巻き取ってくれるような仕組みとなっている。
クッション性

Combiの方が頭回りのクッション性が良い。子育てママパパを安心させてくれるような見た目とつくりになっている。普段からチャイルドシートやベビーカーを使っている人にとっては馴染みのあるデザインなので、本体とロゴを見ただけでクルームを選んでしまいそうになると思う。クッション性に関しては個人的にCombiに軍配が上がる。
開閉ガード

開閉ガードは大差ないのでそこまで気にする項目ではない。Combiはフルオープンになるから両側から子供を乗せ降ろしできると謳っているが、OGKでも問題なくできる。Combiの方が乗せ降ろししやすいが劇的な違いを感じることはできないと思われる。
背面ポケット

OGKのみ背面ポケットがある。しかし、活躍の場面は少ないのではないだろうか。なぜなら幅と奥行きはあるが高さに余裕がないのでレインカバーを入れる用途くらいしか思いつかない。恐らくメーカーはレインカバー入れとして使われることを想定してこのスペースを作ったのかもしれない。
クルームとアニーズの乗り心地
20インチのクルームとアニーズの乗り心地に違いは無いように感じた。両方快適に走行することができる。車体サイズはほぼ同じだしモーターは同じものだから、この項目に大差は生まれない。
20インチ、26インチの乗り心地
27インチの自転車に乗っている期間が長いせいなのか26インチの方がしっくりくる。それは多分1漕ぎで進む距離のことだと思う。ただ、アシストされる速度域においては20インチもスピードが出るのでゆっくり進みたい人は到着時間に差がつくようなことは無いと考えられる。
前かごのサイズ


ギュットクルーム:高さ240mm×奥行330mm×幅440mm
ギュットアニーズ:高さ260mm×奥行330mm×幅400mm
前かごのサイズはほとんど同じで高さと幅が若干違う。両方マイバッグを余裕で置くことができるからあまり気にしなくてもよいと感じる。
20インチ、26インチの子供乗せ降ろし
地面からのチャイルドシート高さが低い20インチの方が楽。だが、子供10kg乗せ降ろしをした際身長176cmの僕にとってその差はほとんど気にならなかった。162cmの妻も同意見。とにかく自分の子供をサイクルショップへ連れて行き、乗せ降ろししてみることをオススメする。
スタンド

実は20インチ自転車と26インチ自転車ではスタンドが異なる。ギュットアニーズDX26はワイドかろやかスタンド2が装備されているが、ギュットアニーズDXとギュットクルームRDXはもっと!かろやかスタンド2が装備されている。2024年11月28日時点では両方のパナソニック公式画像が全く同じだったので、買い手の勘違いを招いてしまいかねない。
違いは2点ありもっと!かろやかスタンド2の方が前後に広いこと、スタンドに突起(立てる時に踏む目印)がある。前者に関してはワイドかろやかスタンド2よりも安定感はあると考えられるが、誤差の範囲かなと感じた。子供が暴れん坊将軍ならもっと!かろやかスタンド2の方がいいかもしれない。
後者に関しては突起の有無でスタンドの立てやすさに違いは感じられなかった。だから正直無くてよい。
どちらにせよ、一般的な自転車のスタンドよりも安定感とスタンドの立てやすさが優位なので、使い勝手は良い。
幼児2人同乗基準適合車

当初はビビDXを購入して前後にチャイルドシートを装着しようと考えていた。しかし、どうもダメそうということで諦めた。メーカーや自転車協会に聞いて徹底的に調べ上げたわけではないが道路上における自転車の風当たりが強くなってきているし、子供にケガを負わせてしまう可能性だって拭いきれない。
そもそもビビにする理由が金銭的に安上がりになることと、26インチタイヤの方が自分にとって快適に走行できるだろうといった自分よがりな思考があったから。安上がりになるといっても約2万円だし、試乗した結果確かに1人で乗るには26インチの方が良いが、20インチの方が子育て向きであることが判明した。加えて車と比べて維持費等も圧倒的に安いからギュットクルームにしようという決意ができた。
ちなみにビビMX以上のグレードはチャイルドシートを前にも後ろにも装着できる。しかし、前後同時乗せして大人1人幼児2人の3人乗りはNG。これについては納得できなかったので詳しい人がいたら教えてほしい。
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