ジクサー150エンジンオイル交換【8BK-ED131】

バイク

ジクサー150(ED131)のエンジンオイルを交換する。新車で購入してから初めての交換なのでオイルフィルターも同時に交換する。

オイル交換作業の感想としてはPCXよりも圧倒的にやりやすい。数あるバイクの中でも作業性はトップクラスに入るのではなかろうか。

そう感じた理由は2つ。1つ目はセンタースタンドが標準装備されていること。2つ目はセンタースタンドを立てた時に、地面からドレンボルトまでの空間が広いこと。特に2つ目に関して、小細工をしなくても直接ポイパックにエンジンオイルを排出することができるメリットがある。エンジンオイル交換をしてみたいが敬遠している初心者がいればこのバイクで試してみてほしい。

準備物

  • エンジンオイル
  • オイルフィルター
  • ワッシャー(M10)
  • パーツクリーナー
  • ポイパック(段ボール、ゴミ袋、トイレットペーパーで代用)
  • ガムテープ
  • ソケットレンチ14mm&8mm(メガネレンチでもOK)
  • 作業手袋(テムレスがおすすめ)

廃棄方法は自治体によって異なるので要確認すること!

ゴミ袋にトイレットペーパーを詰める

まずはゴミ袋1枚にトイレットペーパーをふんだんに詰め込む。そしてゴミ袋の取手を外側へ向けてテープで固定。
※ガムテープだとゴミ袋から剥がす時にゴミ袋が破けたのでセロハンテープ方がいいかもしれない

使ったゴミ袋はDAISOで売っている手さげポリ袋Lサイズ。

エンジンを始動し2分間アイドリング

エンジンオイルを温めて排出性を良くするためにアイドリングする。ちなみに新車時のエンジンオイル量はHIとLOのちょうど真ん中から若干上くらいになっていた。これを参考にする。

アイドリング中に先程作った自作ポイパックを設置。この空間が広くて本当に作業がしやすかった。ゴミ袋が熱いエキパイに当たって溶けないことや、エンジンオイルがエキパイやセンタースタンドに垂れないことがストレスフリー。また、オイルトレーを別途購入せずにできることも時間短縮と節約になる。

エンジンオイル排出

アイドリング2分経過したらエンジンOFF。まずはエンジンオイルを入れるキャップを外しておく。そして14mmのソケットレンチorメガネレンチを使ってドレンボルトを反時計回りに回す。ドレンの向きが若干斜めになっているが、ほぼ鉛直に排出される。

エンジンオイル排出には時間がそれなりにかかるため、待っている間にドレンボルトをパーツクリーナーで洗浄しワッシャーを新品に交換する。

オイルフィルター交換

ドレンからエンジンオイルがほとんど垂れなくなってきたらオイルフィルターを交換する。エンジンオイルキャップのすぐ右側にオイルフィルターが位置している。8mmソケットレンチorメガネレンチで上下2箇所のボルトを取り外す。

走行距離は628kmだがオイルフィルターが結構汚れていた。

内部をウエス等で綺麗に拭き取りオイルフィルターをセットする。オイルフィルターには正しい向きがあり、画像のようにセットし蓋をしてからボルトと取り付ける。

ドレンボルトを取り付け新オイルを注ぐ

先にドレン付近をウエス等で綺麗に拭き取ってからドレンボルトを取り付ける。

エンジンオイルを注ぐ。量に関してはオイル量確認窓で調整する。AZのエンジンオイルを購入するとノズルが付属されているのでオイル缶から直接注ぐことができ便利である。

エンジンオイル量がHIとLOの真ん中になるよう調整。この後暖気するとエンジンオイル量が減るためここで終了ではない。

エンジン始動しオイルを循環させオイル量の調整

エンジンオイルキャップを閉じ、3分エンジンを始動させる。3分経過後エンジンOFFし10分待機。その時のエンジンオイル量は下の画像の通り。LOギリギリまで減少していたので再度エンジンオイルを真ん中まで追加する。

エンジンオイルキャップをするのを忘れずに。

2024/10/17追記

翌日エンジンオイル量を確認したところ、HIより若干下くらいになっていた。問題無いが、次回からの追加エンジンオイル量は真ん中若干下にしてみる。

廃オイルをまとめる

廃オイルをゴミ袋で2重にし段ボールに入れ蓋をする。ポイパックも同じ。廃棄方法は自治体によって異なるので要確認すること!

使った消耗品や工具

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