会社員を退職し当分羽根を休める場合、しなければならない手続きがいくつかある。本記事では国民健康保険・国民年金・失業給付(雇用保険の手続き)を実際にした時の記録をまとめている。事前にネットで調べていた内容と異なる点がいくつかあったので参考にしてほしい。
先に国保と国民年金の手続きをすることをおすすめする。理由はハローワークで離職票を回収されてしまったから。
国民健康保険
場所
市役所。
必要な持ち物
- 健康保険資格喪失証明書(会社によって若干名称が異なるかも)
- 本人確認書類(僕の場合運転免許証でokだった)
この2点だけで手続きできた。ちなみに印鑑は不要だったし、国保に加入する家族のマイナンバーカードも不要だった。手続きする場所によって提示を求められることがあるかもしれないので、念のため持参をおすすめする。
感想
資格喪失日から14日以内に手続きしなければならないルールがあるらしいが、僕は14日を過ぎてから手続きをしたが特に何も言われなかった。もし不利益等があれば追記する。
10月下旬に手続きをし完了時に国民健康保険証を入手できた。手続き時間は約20分。保険料納付書は11月中旬頃に届くらしい。国保の減免を申請する場合、この納付書が届いてから申請することになる。申請期限は僕の場合12月2日までと言われたので、約2週間以内に申請をしなければならない。
国民年金
場所
市役所。国民健康保険の続きでこちらの手続きを実施。
必要な持ち物
- 厚生年金資格喪失証明書(僕の場合、健康保険資格喪失証明書とこれが一体となっていた)
- 離職票(正式名称は雇用保険被保険者離職票と思われる)
- 本人確認書類(運転免許証でok)
- 年金手帳など基礎年金番号がわかるもの
こちらも印鑑は不要だった。離職票については1だけで問題なかった。不安なら2も持参した方がよい。年金手帳に関しては基礎年金番号を申請用紙に記入する時に必要になるので、年金手帳をコピーされるとかは無かった。
感想
こちらも国保と同様に資格喪失日から14日以内に手続きしなければならないルールがあるらしいが、僕は14日を過ぎてから手続きをしたが特に何も言われなかった。もし不利益等があれば追記する。
こちらの手続き時間も約20分。手続きの終盤に「国民年金の減免申請を考えられていますか?」と職員に尋ねられ、申請するつもりですと回答したところそのまま申請の手続きに移行した。この手続きは簡単で、申請用紙に家族が働いているかとか扶養状況等を記入するくらいで源泉徴収票等は不要だった。もし減免申請するなら職員にその旨を伝えた方が効率が良い。
国民年金の納付書は11月中旬から下旬に届くとのこと。この時の注意点としては、もし減免申請をしている場合最初に届く納付書で納付してはいけない。次に届く納付書に減免申請結果が同封されているのでそれを使って納付する。
失業給付(雇用保険の手続き)
場所
ハローワーク。
必要な持ち物
- 離職票1,2両方
- 本人確認書類(運転免許証でok)
- マイナンバーカードor証明写真2枚(マイナンバーカードがおすすめ)
- 銀行口座情報(楽天銀行ok)
雇用保険被保険者証や印鑑は不要だった。
感想
マイナンバーカードを持参することを強くおすすめする。なぜならこれにより証明写真が不要になるから。銀行口座情報に関しては失業手当の振り込んでほしい銀行を用紙に記入するために必要であり、楽天銀行でokだった。支店名や口座番号、銀行コードを記入する。
注意点が1点あり、受付で「雇用保険の手続きをしたい」と伝えるべきである。僕は受付で求職の用紙が欲しいと伝えてしまったことによって少し時間を無駄にしてしまったかもしれない。番号札を渡されて呼ばれて担当のおばさまから「受付で離職票出されました?」→「出してないです」のやりとり後、受付に戻された。そして雇用保険の申請用紙を渡されそれに記入することになった。この求職用紙の記入事項が多くて時間がそれなりにかかったので、受付でこちらから雇用保険の手続きをしたい旨を伝えた方が良い。
失業手当について勉強になったことがある。それは、離職票は新しい会社順に必要だということ。どういうことかというと、A社→B社→C社の順に転職したとする。持っていく離職票でダメなパターンはA社とC社の離職票を持参すること。もちろんA社とB社もNG。B社が離職票を作成してくれていなかったのでA社のものでもよいか質問したところダメと言われた。だからB社に連絡し、離職票の作成を依頼した。ちなみに、B社が離職票を作成していないことが分かった理由はハローワークが離職票作成手続きをするから。
離職票が届くまでには約2週間かかるらしいので、もし届かなかった場合はハローワークに手続き状況を問い合わせてみる。
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