ジクサー150に乗り出してから1年7か月経過した。ブレーキフルードの交換頻度は2年毎だから色をチェックしたらまあまあ茶色になっている。2年には少し早いが前後交換を実施。
交換直後はブレーキが良く効くような気がする。プラシーボかもしれないが少なくとも劣化しているのだと思われる。
ブレーキフルードをDIYで交換してみたい人は参考にしてほしい。
準備物


- メガネレンチ8[mm]
- プラスドライバー
- ソケットレンチ10[mm]
- チューブ(50[cm]、内径5or6[mm])
- 排出されるブレーキフルードを受ける容器(500[mL]のペットボトル)
- キッチンペーパー(トイレットペーパーも可)
- ウエス
- ゴミ袋(小サイズでok)
- ブレーキフルード注入用容器
チューブ
チューブはホームセンターで切売しているものを使っている。透明のチューブとか耐油チューブがあるがどちらが良いかわからない。僕は保険をかけて耐油チューブを使っている。
長さは50[cm]あれば問題ないが車種によっては足りなくなるかも?
内径が重要でφ5or6[mm]であれば問題ない。ちなみにブレーキフルードが排出される部分が六角になっており対辺寸法7[mm]となっている。内径φ7[mm]でも漏れずに排出できるかもしれないがやってみたことがない。
排出ブレーキフルードを受ける容器
僕は500[mL]ペットボトルを使っている。
ウエス
養生用。ブレーキフルードが車体に付着すると塗装が剥げるらしい。だからマスターシリンダー周りをウエスで養生する。
ウエスと書いているがいらない布きれでok。僕は使い倒したタオルや服をハサミでカットし適当な大きさに切って使っている。
ゴミ袋
用途は古いブレーキフルードをキッチンペーパーに吸収したものを集めるため。だから小さいゴミ袋でok。ダイソーの手さげポリ袋L(幅27[cm]×奥行13[cm]×高さ48[cm])を使っている。
ブレーキフルード注入用容器
新ブレーキフルードを注ぐ時は購入した缶から直接注ぐのではなく注ぎやすい別容器に移している。缶から注ぐと高確率でこぼれると思われる。ダイソーの料理コーナーに注ぎやすい容器が売っているからそれを使っている。
バイクを水平な場所へ移動

完全に水平な場所は恐らく無いからできるだけ水平な場所で作業をする。坂とかはやめた方が吉。なぜならマスターシリンダー内のブレーキフルード量は8割くらい入っているから。
ブレーキフルード排出部分にメガネレンチとチューブをセット


黒いフタを外してからメガネレンチ(8[mm])→チューブの順番にセット。メガネレンチはタイヤ側に寄せておくと開閉がやりやすい。チューブの反対側にはペットボトルをセット。
ちなみにチューブのセッティングがかなりやりにくかった。近くのホース?が干渉してくるからどうしてもホースとチューブが接触してしまう。作業中に外れないようによくチェックしておく。
ブレーキフルードを注入用容器に移す

初めての人は移す量は50[mL]とかで試してみて何度も移す戦法でok。ちなみに実際の交換量は前後の内片方だけで150~200[mL]らしい。つまり前後両方やると300~400[mL]になる。感覚的にはもっと少ない気がする。
リザーバータンクの蓋を開けて旧ブレーキフルードを除去

まずはウエスでリザーバータンク周りを養生。
プラスドライバーでリザーバータンク蓋を固定しているネジを外す。するとゴムパッキンと内蓋?が出てくるからこれらも外す。
リザーバータンク内のブレーキフルードができるだけ水平になるようにハンドル向きを調整する。
リザーバータンク内の旧ブレーキフルードをキッチンペーパーに吸わせて除去。注射器とかスポイトを使っている人を見たことがあり、そっちの方がこぼさずに済むから良いかも。
ブレーキフルードを除去するとき少しだけ残すようにしている。理由はエア混入を防ぐため。完全に除去した結果エア混入を起こした経験はないが、そんな気がするから僕はそうしている。
新ブレーキフルードをリザーバータンクに注ぐ

8分目くらいまで注ぐ。こぼさないように慎重に。
旧ブレーキフルードを排出

ここからの作業が肉体的に大変。次のコマンドを入力すると旧ブレーキフルードを排出することができる。
- ブレーキレバーを優しく握る(優しいブレーキをかけるイメージ)
- メガネレンチを反時計回りにゆっくり回す()
- メガネレンチを時計回りに速く回す
- ブレーキレバーを一度放し何度かカチカチ握る
これだけだと説明不足だから補足する。
ブレーキレバーを優しく握る
これ以上ブレーキレバーを引けない!ってところまで握る。本気で握る必要はない。本気で握っていたら作業終了後に握力がなくなる。
メガネレンチを反時計回りにゆっくり回す
メガネレンチを反時計回りに回すとブレーキレバーが限界を超えてスーッと動き、ブレーキフルードが排出される。
回す量はブレーキレバーが限界超えて更に引けるようになったら終わり。それ以上回す必要はない。
メガネレンチを時計回りに速く回す
目的はエア混入を防ぐためだったはず。ブレーキレバーを握ったままでいると最終的にハンドルに接触するところまで引けてしまう。こうなるとエア混入してしまうと聞いた記憶があるがこの情報は信憑性が低いから自分で調べてみてほしい。
要するにブレーキレバーがハンドルに接触する前にメガネレンチでキュッと締めたらok。
ブレーキレバーを一度放し何度かカチカチ握る
ブレーキレバーを握るとカチッと音がする。これを4~5回繰り返す。すると初期状態の握った硬さに戻るからこうなればok。
マスターシリンダー内のブレーキフルード量が少なくなったら都度補充
上記作業をしていると当然ながらリザーバータンク内のブレーキフルード量が減っていく。空になるとエア混入を引き起こして作業が面倒になるから少なくなったら補充。
しかし作業姿勢的な意味で常時ブレーキフルード量を確認できないのが難点。立ったりしゃがんだりで労力を伴うが量の確認をこまめに見る方がいいと思われる。
リア側はしゃがんだまま確認できるから楽。
排出されるブレーキフルード色が透明になったらok

ブレーキフルードは劣化すると黄色っぽい色になるから排出初期はわかりやすい。最終的には新ブレーキフルードの透明な液体が排出されるようになる。こうなればok。
画像はリアのブレーキフルードだがかなり茶色に変色していたから旧ブレーキフルードが全て排出されたかわかりやすかった。
リザーバータンク内のブレーキフルードを規定量まで補充

ブレーキフルード量は赤線まで補充する。画像では見にくいが実物を見ればわかる。
最後にフタを閉めて完了。
動作確認すると交換前よりもブレーキの効きが良くなっている気がする。同じブレーキの操作量(引く量)で交換前より強いブレーキがかかるイメージ。プラシーボかもしれないし翌日には慣れる。
リアブレーキ側のポイント
リザーバータンク蓋を開けるために1度取り外す

リザーバータンクの蓋はプラスネジで固定されている。これをドライバーで外そうとするとドライバーが車体に当たって物理的に取ることができない。
だから10[mm]のソケットレンチを使ってリザーバータンクを固定している六角ボルトを外す。メガネレンチやスパナでは恐らく無理。
蓋を外したら再度元の位置に固定(六角ボルトは軽く締めておくだけで本締めしなくてok)すると作業がやりやすい。
チューブをセットする箇所

画像のようにセットすればok。使う工具もフロントと同じ。
交換前後の外観状態


ここまで茶色だとブレーキフルード排出時に全部出たかわかりやすかった。


コメント